母の憧れだったピアノ

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私が小学校に入学して、しばらく経つと、母は、私を近所のピアノ教室に連れて行ったんです。
そこのピアノの先生は、自宅で教室をしていて、ピアノの先生イメージそのものの、おしゃれで、素敵なお家でした。
先生は、私の母と同じ位の年齢の先生で、素敵な先生でした。

 

そこで、ピアノが奏でる音を初めて聞いて、私も興味を持ち、ピアノを習い始めたんです。
その頃、我が家はそれほど裕福な家庭ではなかったのに、母は、すぐにピアノを購入してくれたんです。
小さな家には、なんだか似つかない高価なピアノでした。

 

そのピアノを触る母は、すごく嬉しそうな顔をしていたんです。
実は、母は、すごくピアノに憧れていたようなんです。
家がすごく貧乏だった為、自分が習う事は出来なかったけど女の子が生まれたら習わそうと思っていたようです。

 

そして、私も週に1回通うようになりました。
家で、私が練習をしてると下手くそなのに、いつも母が側で聞いていました。
その後、私は就職して家を出た時に、母が買ってくれたピアノは家に残していくことにしたんです。

 

そして、私は、自分の初めてのボーナスでピアノを購入し、それを持って家を出ました。
私がいなくなり、母は、今度は自分がピアノを習い始めました。
今まで何度すすめてもやらなかったけど、持ち主のいないピアノを見て、やりたくなったんでしょうか。

 

今は、私の前では絶対弾いてくれませんが、いつか母の奏でる音を聞いてみたいと思っています。

 

 

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